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思ったことを恥ずかしげも無く

光陰矢の如し

この前まで満月だったのに、今日気づいたら下弦の月になっていた。

2/14日が最後の大学の授業だった。あまりに早い2年だった。きっと社会人になったらあっという間に時間がすぎて、明日には60歳になっているのだろうと思う。

「光陰矢の如し」は、矢の早さに時間の早さが例えられているような印象を受けていた。けれどこの年になると、矢の失速具合に注目してしまう。

遠くまで飛んできた矢の威力が弱いように、時間も鈍くなっている。キレがない。漫然と進んでいくような感じ。だけどいつのまにか経っている。

石田光成の「三本の矢」の教えを思い浮かべる。こんな時間の矢は折れてしまえ。