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思ったことを恥ずかしげも無く

視界のこと

ヘルメットを換えたらバツグンに視界が良くなった。

ヘルメット付けてるのか解らなくなるくらいクリアだ。

高校卒業してから6.7年使ったヘルメットで、シールドだけ交換するのもありだったが、あご紐が壊れてしまってどうしようもなかった。

 

通勤途中、ヘルメットの視界のよさを感じながら、視界が狂ってしまったことが何度かあったことを思い出す。

 

一つ目が、お酒を飲んだときのこと。

友達の家で、友達が作った梅酒を飲んでいた。自分がお酒にとにかく弱いことを知っていた友達は、だいぶ薄めて出してくれたが、その日の体調が悪かったのか、どうもダメだった。

首の辺りの血管が、うるさく聞こえるくらい脈打っていた。

意識はしっかりしているのに、視界に黒い点がジンジン湧いてきて、その点がだんだんと広がっていき、ついには何も見えなくなった。

友達に「目が見えなくなった」と言っても、初めは本気にしなかった友達だが、本当に目が見えないことが伝わるとものすごく慌てていた。

介護されながらトイレに連れて行ってもらい、30分くらい安静にしていたら徐々に視界は回復して、普通に見えるようになった。

トイレから出るとその友達は涙目だった。

目が見なくなった話をすると、基本的にお酒を勧められることはなく、稀有な経験だったと思う。

 

二つ目が、隣の部屋から喘ぎ声が聞こえたときのこと。

その時彼女と単に寝ていたのだが、喘ぎ声が聞こえてくると、視界が歪んだ。

カイジ』の負けシーンで描かれている擬音「ぐにゃあっ」という感じがまさにそれで、あまりの的確な表現で驚いたのを覚えている。

視界が渦を巻いている感じ。目をしばしばすると元に戻るが、しばらくするとまた歪んだ。

自分の男性としてのパフォーマンスの低さゆえに、慢性的なセックスレスだったが、隣の部屋の喘ぎ声は、自分にとって激しいプレッシャーだったのかもしれない。

もしくは、隣の部屋の喘ぎ声が、ちょうど自分の脳になにかしらの影響をあたる周波数だったのかもしれない。

あのときの視界の歪みは原因不明である。これも稀有な経験だったと思う。

 

 

夜更かしせずに寝よう。目を大切に。おやすみ。