散髪
髪が伸びてくるとうっとうしくなってすぐに切ってしまう。エロいとすぐに髪が伸びるんだと小学校のときに女子に言われた。そうかもしれない。
うっとうしくなってくるのは実際そうなんだけど、切るたびに違和感を覚える。髪が長いほうが似合っているというか身の丈にあっているような気がするのだ。鬼太郎くらい髪が長いほうが、なにか落ち着くと思う。
床屋にいくと絶対眼鏡をはずされるが、目が普段より見えないせで鏡に映る自分の顔が余計に不細工に見える。お金を払って髪を切ってもらうのが申し訳なくなる。どんな髪型にしても無駄を感じる。
さらば髪の毛たちよ。
ミュシャ展についてで書き忘れたことを。
一番気になった絵は、「ハーモニー」だった。絵というよりキャプションが気になったのかもしれない。こんな感じだった。
「〈理性〉と〈愛〉の間で〈調和(ハーモニー)〉をもたらすのは〈英知〉であるというミュシャの思想が反映されている。」
ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの華 | 企画展 | 長崎県美術館 (ハーモニーの縮小版あり)
前半はなんとなく言いたい事がわかる気がする。だけど〈英知〉ってなんだろう。「ハーモニー」の中心で手をかざしている人物が〈英知〉氏なのかは不明だけれど(そう見える)、ソフィアの訳語として英知があるならば、女性で表現されるのでは?複雑だ。
自分は露骨にハーモニーを欠いているので、〈英知〉氏の出現を頼りにしている。