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思ったことを恥ずかしげも無く

祖父の家を片す

昨日は祖父の家を片しに行った。

祖母がボケていて、祖父も体力的に辛い部分があるので、祖父の家に父が住みこむことになるらしい。父が寝泊まりするスペースを作るために、物置になっている二階の小部屋を片すということらしい。

荷物の量が文字通り果てしない。祖父は物を捨てられない人だと父は言う。間違いないと思う。整理できないタイプの人間だったら、絶対にゴミ屋敷になっていると確信できる物量である。

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タンスを別の部屋に移すのに、タンスを運ぶ以外に異常な労力がかかる。タンスの上の物が効率的に完璧に組まれているのだ。わかりにくいかもしれないが、この手前に写っている棒状のものは、荷物を乗せるために部屋に掛けられているつっかえ棒である。驚くべきことだが、上に積んである荷物はこの棒の隙間から全て取り出すことができた。

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タンスを別の部屋に移した後、その後ろに積んである荷物も綺麗に積まれている。全てにラベルがついていて、中に入ってるものがわかるようになっている。ただし、これが一人で取り出せるかは甚だ疑問である。

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敬老感謝の日にもらえるらしい地域のタオルが、箱に入ったまま綺麗に積まれている。全てもらってきてうちのタオルになった。

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いらないもの、ゴミなどは自分の実家に持って行って処理する。そうしないと部屋が片付かないと父は言っていた。これには、気を使っていると感じざるを得ない。いらないものは捨てれば良いのにと思う。さすがに偏執的だと思ったのは、ものを詰めるための段ボールが畳まれて、大きな段ボールに入れられて場所を取っていることだ。これは捨てればいいと思ったが、ちゃんとしっかりしまって帰った。

ただ、部屋を片していて思った。この部屋を綺麗に片付けたら祖父がボケるのではないかと。これはさすがに神経症ぽい。

大したことのないものが整頓されて部屋に積みこまれていること。僕が小さい頃に遊んだおもちゃや貯金箱が出てくるのは、少し嬉しい。

 

祖父が寝ている部屋には、なぜかたくさんの時計がある。全てちゃんと動いている。

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が、今回の掃除で時計が一つ壊れた。振り子時計だったけれど、落ちて割れてしまった。祖父は直すと言っている。パーツの一部を捨ててしまったかもしれない。直せるだろうか。心配。

 

今日もだいぶ遊んだ。これはまた明日。おやすみなさい。