全部全部雑記

思ったことを恥ずかしげも無く

国文学(古典)を読んでいて楽しいと思えるとき

『沙石集』にて、海でUMAを捕まえた話をみつけたとき。

「鞠ばかりなる物の目口もなきが、さすがに生き物にて、なめなめとしてくるめくなり。」

このUMAは(適当に)「くぐるぐつ」と名づけられたのだが、現代の都市伝説にも使えそうな少し不気味な名前である。詳しいことはわからないけど見た目もキモくて、災害の前兆とかにされそうな雰囲気がある。

逆に、いまの時代だったらすぐに特定されちゃうのだろうか。知恵袋で聞いてみようかな…

 

UMAばっかり気になったが、この話の眼目はUMAの発見ではない。説明はちょっと面倒くさいので省きます。調べたら「てれすこ」という落語の原型になっていた。たしかに良くできた話なのでキッズの教材に使いたい。