クリスマスって何の日なのよ
クリスマスは聖クリスマスが死んだ日?と聞いて恥をかいた。
キリストが産まれた日だという。
なんでそんな日にサンタクロースとかいう赤い服きたおじさんが北極からやってきてプレゼント配ってあるいてるのか…?感覚的には理解不能で、クリスマスさんが死んだ日のほうがむしろわかりやすいのではないだろうか。
去年から、やることがないクリスマスにはクリスマス関連の本を読むことにしている。
去年はディケンズの『クリスマス・キャロル』
今年は、オルコット『若草物語』か、図書館で探してきた松谷淑子『アメリカン・クリスマスの誕生』のどちらかで迷ったが、後者が面白そうなので読むことにした。
「アメリカン・クリスマス」と題されているが、日本のサンタクロースやクリスマスはだいたいアメリカ仕様のはずなので、今の日本のクリスマスがなぜこうなっているのかを知るにもとても良い一冊だった。資料も豊富で視覚的にも飽きない。冒頭の違和感も氷解した。
特にⅢ章とⅣ章は面白く読んだ。現在の赤い服を着たサンタクロースがどうやってできたか、それがどのようにアメリカのクリスマスと産業化とに関わってくるのかを追えて、新鮮だった。
特定の日程に特定のテーマを読むという習慣は、無名の良書に出会えたりと我ながら良い試みなのかもしれない。
これ、早く終わってほしいんだけどね!おやすみ。