ラブソングを歌ってくれ
やはり週末は何もしなかったけれど、踏んづけた眼鏡の角度を直すためにショッピングモールにだけは行った。
この前ZIP!でaikoがアルバムを出すというのをやっていたので、ショッピングモールにあったタワレコでそれを買ってきた。大きなポスターがおまけについてきて、若者の部屋に飾ってあるポスターはこうやって入手しているのかと納得した。
aiko歴はアルバム「彼女」が出たころなので、中学生くらいから聴いていて、もう10数年以上になる。ここまでラブソングだけを一生歌っていられる歌手というのもそうそういないだろう。
ラブソングが好きだ。恋だの愛だのの言葉でつくったストーリーを、声と音とリズム(=ノリ)でなんとか納得させてくれること。これがラブソングの最大の魅力だと思う。
普段のノリがあまり無い自分にとって、ラブソングはある種の憧れなのであって、歌詞に共感しているわけでは決して無い。
だから、噓くさい歌詞は、ノリと歌唱力がよっぽどじゃないと聴けない。自己啓発系の歌なんかがそれである。
歌手にはラブソングを歌ってほしい。夢を見させてくれ。
ノリの強弱の好みにも個人差があって、だからこそ、ずっと聞いていられる歌手が人それぞれ違う。aikoは自分に合った歌詞とノリと声となのだろうと思う。自分はドリカムとかを聴くともうムズムズして仕方ない。
ノリが欲しい。おやすみ。