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思ったことを恥ずかしげも無く

米寿

祖父母の米寿のお祝いに行った。

前も書いたが、祖母はボケている。祖父も左手の中指から小指までが動かなくなってきたという。心身ともに障りが出てきている。だけど、88まで生きるということは単純に凄いことな気もする。お祝いがあるのも頷ける。めでたいことだと思う。ただ喜び方は、まだいまいちわからない。

自分が88になったらおそらく寝たきりだ。あるいは88までに死んでいる。

若かりし頃に海兵だった祖父の身体ですらガタがくるのに、いわんや自分をや。ちょっとジムにでも行こうか。生来女の子ぐらいのパワーしかないし、なんとかなりたいとは思っていた。問題は、この田舎にジムがあるかということだ。寂れてそうだし、すぐに行かなくなりそうな気もする。

 

・・・

伯父さんの家の近くにラッコ公園と呼ばれる公園がある。名前の由来は、奇妙な顔をしたラッコの遊具があったことからだが、今日その公園の近くを通ったら、既にラッコはいなかった。あの変なラッコは葬られたのだろう。自分が小さい頃にすでにハゲかけていたし。ただラッコ公園はいまもラッコ公園と呼ばれているらしい。不思議。いや、そういうものなのかもしれない。