全部全部雑記

思ったことを恥ずかしげも無く

頭を二回洗うこと

中学生くらいに風呂で本を読む習慣がついた。

一番最初にお風呂に落とした本は、ファインディング・ニモのノベライズである。これはぶよぶよになってどこかにいってしまった。

風呂で本を読み終えると、どこかを二回洗ってしまう確立が高い。読んだ本について考えていると、自分の行動についての意識がまわらないのだと思う。今日は顔を二回洗った。考え事をしているときにもしばしば起こるし、経験者は自分だけでないはずだ。

 

ぼーっとしているというよりはむしろ、頭をフル回転させているときにこういう事が起るのだから面白い。意識と行動は必ずしも一致しないということの実例になっている。

「手よ動け」と思っても動かないのも同じようなことだが、意外と意識されない。

意識と脳の関係について昔から興味があった。高校の図書室においてあった、ジェラルド・M・エーデルマンの『脳は空より広いか』(草思社)はサイコーの本で、昔お小遣いで買って、今も手元においてある。研究としてはもう古いかもしれないけれど、平易で今読んでも面白い。

話がそれた。いいたいことは、自分はなるべく頭を二回洗いたいと思う、ということである。環境には良くないけど。おやすみ。