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思ったことを恥ずかしげも無く

山であった不思議なこと

田中康弘『山怪 山人が語る不思議な話』山と渓谷社

山渓から出てる山系文芸の不思議系。狐は尻尾が光るとか、狐に化かされるとか、そんな話憧れる。怖い話ではなく、不思議な話くらいのお話が多いのが良い。

これの2がもう少しで発売されるので買おうと思う。

 

自分は登山をしていたが、登山道登るのがメインの若輩だったからか、不思議なことに遭遇したことがない。

山にいて最も怖かったのは雷で、音のスケールと響き方が低地にいるときとは段違いだった。これから行こうとしてる尾根道に雷が落ちてるのを見ると、当たったら死ぬというリアルな予感があって全く進めなかった。

動物も怖かった。休憩をとって行動食を食べていたときに動物のグルルルという唸り声が聞こえて、すかさず食べ物をしまった。休憩している間はずっと唸り声が聞こえたけど、どんな生き物だったんだろう...不思議というか不可思議。

汚いが、夢精を初めて経験したのは山だった。これは不思議なのかもしれない。寒いなかテントを抜け出して拭いた。下山後の温泉は格別である。おやすみ。