全部全部雑記

思ったことを恥ずかしげも無く

満員電車

朝、ツイッターのトレンドワードに満員電車が入っていた。

一見なんのニュースも無かった。単に満員電車に関してツイートした人が7000人以上いたのだと思われる。

 

満員電車は中高で経験して、もう関わりたくないと思った。

朝の千代田線の人口密度は、まさに過密。電車に押し込む専属係員がいて、その状況に気分が悪くなった。

自分が足の力を完全に抜いても倒れない。ひしめきあうという感覚は、語感の不穏な感じも含め、満員電車でしか感じたことが無い。

明らかに歪んでいる。

現在は地元で働いているなので、満員電車に乗ることは、そうそう無い。当然、満員電車に乗っている人たちより給料は低い。

 

満員電車で股間を触られることがしばしばあった。子どもの頃から可愛くない顔をしていたが、それでも触られる。可愛い顔をしている友達はがっつり触られたと言っていた。

男でこれなら女の子など尚更だと思う。

 

何で読んだのか忘れたが、強制猥褻でひっ捕らえられた人達に関する記事があった。

痴漢をしなくなったことで得られたものは何かと問われ、捕まった人達は、「特にない」と答えた。逆に、痴漢をしなくなったことで失ったものは何かと問われ、多くが「生きがい」と答えた。というものである。

痴漢は犯罪である、被害を受けている被害者がいて、その被害者に何ら落度が無いということは重々承知で、少し共感してしまった。

毎日毎日、朝は早く、帰りは遅い満員電車に乗り、時間的になにもできないサラリーマン。仕事から帰ってきて寝て起きて仕事の毎日を想像すると、痴漢が「生きがい」になってしまった人たちが、必ずしも遠くにいる人たちとは思えない。

社会に使い潰され痴漢になる労働者。多くの人は社会生活を送っているわけで、痴漢になる人たちはきっと弱いのだろう。

自分は、自分が強いとは言い切れない。痴漢をやらないほどの強さを持ち合わせていると思いたい。

満員電からはさっさと身を引いたが、痴漢になる可能性があったことを常に捨てきれないでいる。

 

7000人近いひとが満員電車と呟く。きっと何かしらの不満があるのだろう。

みんな早く帰るか、地元で農家になろう。おやすみ。

タマ出し

職場で今後のスケジュールを作っていた金曜日の話。

案を出すという意味で「タマ出し」という言葉を使った。

タマは漢字で書いてあったのだが、タマにもいろいろある。先輩が思っていたタマは、自分とは違っていた。

自分には確固としたこの漢字というのがあった。それはこの「弾」である。先輩は「玉」だった。どちらが正しいかは解らない。どちらとも正しくないかもしれない。どうでもいいという説もある。

ちなみに、「玉」なら「球」だと自分は思う。

 

言語の感覚の違いというのは難しい。

受験英語を教えていたことがあるが、ひとつの単語がいくつかの意味を表すとき、その単語の意味の連関性が掴めないという生徒は意外にいた。そういう子たちは文脈をつかむのも苦手だった。たぶん真面目すぎるのだと思う。

そもそもがテキトーなんだから、適当でいい。

 

 

今日は弟がいつの間にか持っていた「君の名は」を見た。

久々に見て思ったが、彗星の落下点で死ぬというのは、ちょっとオツな気がする。実際はどんな景色なのだろう。三葉ちゃんは覚えているのだろうか。

おやすみ。

涙腺

短い冬休みが終わって仕事が始まってしまった。

冬休みは特に何もせず、主に寝ていた。更新していない間も特に何もせず、主に寝ていた。

強いていえば、祖父のお見舞いに行った。

脊髄か何かの病気で下半身が動かなくなり、手術ののちリハビリ中。順調に回復していて、お風呂以外のことはだいたい自分でできるようになったという。まもなく退院予定であru。

 

祖父の病室は病院の5階で、大変見晴らしがよい。

1月1日は天気もよくて雲ひとつなかった。西のほうに山々、東に筑波山が見えた。西の山は高いところに雪が積っていた。山の向こうからじわじわ雲がせり出してきていて、時間が経つと雪の山は見えなくなった。

持って来た御節をつまんでいるのをたまに見ながら、外を見ていた。筑波山の上には大きな月が見えた。

祖父とは他愛の無い話をした。仕事がどうだとか病院のご飯はどうとか看護婦が厳しいとか。祖父は病気をしてから伏し目がちになった。

 

祖父は病院で特に何もしていないらしい。主に寝ている。

本やらテレビやら時間を潰すものは沢山ありそうなものだが、何もしていない。

というのも、何かをじっと見ていると涙が止まらなくなるらしい。涙は正常に出るらしいが、出た涙を吸収する管か何かが詰まっていて、瞳からこぼす以外に無いという。拭けばいいのにと言うと、目の周りが爛れるから嫌だと言う。

「年をとると涙腺が緩くなる」とはよく言うが、実際は排出する管が老朽化しているのではないかと、そのとき他人事のように思った。

祖母の脳と記憶は一瞬で瓦解したが、祖父はまだ問題なさそうである。

 

生きているのは大変だ、と見舞いに行って思った。

独り身だと老後が心配という人がいるが、祖父母の現状を見ると看病してもらうことに自分は引け目を感じる。そして老後のためにと残していたお金が、一瞬で病院に吸収されていくのを見ると、歯がゆい気持ちになるだろうと思う。

人倫を無視して、70になったら死ねる制度の整備が急がれる。きっと刹那的に景気も良くなる。

 

ものすごい量のカラスが飛んできて山の方に行くと、暗くなるから早く帰りなさいと言われた。帰りも月がとにかく大きく見えた。

 

 

今日は手ぶらで仕事に行ったら気分が良かった。おやすみ。

デザフェスに行ってきた

 キモオタだけどデザフェスに行った。

先週買った服と靴で行った。靴は少し馴染んできている。

 

自分は本関係の小物を買ってきたので、自慢します。本を買うぶんを小物に費やしたんだから、一生使わないといけない。

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ブレーンバスターしている女の子をパワーボムしている女の子の絵柄のブックカバー。

(@cohirohirokoさん)

文庫用。材質はちょっといい紙。一生使えるか心配。

 

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タコのブックカバー。

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なぜか裏地がキュート。単行本用。使い勝手が良さそうな布製。

ブース名失念。

 

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針金カッパのブックマーカー。言わずもがな。

(マチャップ文具店さん https://matchupbunguten.blogspot.jp)

オーダーメイドもできると教えてくれたが、カッパが気に入ってしまった。

 

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アルマジロのブックカバー(単行本用)と飛びネズミのブックカバー(文庫用)

安いし可愛いし質がいい。

ドードーのブックカバーも迷ったけど、右向きだったのでアルマジロに。

(Sowmenさん  sow-men.com)

 

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カメレオンのブローチ。表面がふさふさ。衝動買い。(Pisoさん)

ブローチって何だ?

 

想像以上にキラキラ小物が多くて目が潰れそうだった。小物を売っている人みんなテキ屋に見えた。なので帰りにラーメンを食べて帰った。

明日は休みなのでゆっくり寝れる!服片して本を読む。おやすみ。

休んだんだ。

今日は東京に行ってきた。

今日東京に行くために、昨日靴と服を買った。

普段用の綺麗な靴を買った。靴を買うなんていつぶりだろう。ABCマートで脇汗が出た。服を買うのもいつぶりだろう。ユニクロの試着室でも脇汗が出た。

上着の着方が幾つになってもわからない。

 

神保町のブックフェスティバルに行った。大変盛況だった。暖かかったので、上着はいらなかった。

企業ブース(?)で安く手に入る本を何冊か買ってきた。古書はまだよくわからない。

国書の本4冊、青土社1冊、ARC出版1冊、だいたい7000円くらい。  

・今日の首尾

ステファン・グラビンスキ『動きの悪魔』国書刊行会

ジョン・バース『ヤギ少年ジャイルズ』Ⅰ・Ⅱ巻 国書刊行会

ダンセイニ卿『ヤン河の舟歌国書刊行会

種村季弘ほか『天使と怪物』青土社

ジョーゼフ・ジョルダーニア『人間はなぜ歌うのか?人類の進化における歌の起源』ARC出版

 

ARC出版は初めてお目にかかった。なかなか面白そうな本だったので思わず買ってしまった。著者は音楽学者らしいが、文化人類学、生物学と領域横断的な目次で、惹かれた。

ガノンクッパも倒したし、しばらくは読書しようと思います。読書メーターも復活しよう。

 

神保町から歩いて神田へ。神田でカレーフェスタをやっているということで、カレーを食べた。なんだか盛り上がりに欠けていたという印象。神田には数百店のカレー屋がなりを潜めているという。神田だけできっと1000人くらいのカレー従事者がいる。

カレーなんて一杯食べればだいたい満足なのに、どうやってグランプリを決めるのだろう?

 

それから六本木の森ビルでドラえもん展を見てきた。家族づれが多いこと。現代アーティストが製作とのことだったが、だいたいマイルドだった。せっかくだから村上隆のでかいヤツを撮ってきた。

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仕事しているよりも休日のほうが疲れることは好いと思う。「休んだんだ」は小説に出て来た普通の一文である。目を引いた。

靴が新しかったので、踵が痛い。おやすみ。

麺の冷たさ

地元のもりそば屋によく行く。月2以上は固い。

昨年くらいから通っているが、普通のもりそばしかたのんだことがない。冷もりの中盛り800円。たまに辛くしてみたりすると900円

どうも冷もりの麺がぬるいと感じていたが、最近はしっかり冷たくなった。

冷もりの麺がぬるいのは、水がぬるかったからだと気づく。納得して冬を実感する。

 

いつのまにか季節が終わっていく。この前まで秋だったが、もう冬である。

あまりに季節が目まぐるしい。こうしていつの間にか冬にいる。自分の動きが無さすぎてそう感じる。

天動説が当然の世の中で、地動説なんて誰が信じただろう。現代に生きる自分でさえ、あまりに日々が灰色すぎて、地球外の広がりなんて無いほうがよいとすら思える。

月とか太陽とか星が書いてある空みたいな壁が高速でクルクルまわっているほうが、今となってはラクだ。

 

週末は東京にでも行こう。

春になったときにこんなシコシコを書かないようにしようと思う。おやすみ。

美しい散り際

昨日、パソコンが壊れているのに気づいた。

昔買ったBluetoothのキーボードでスマホに文字を打っている。

フリック入力でも書けるだろうが、やはり何かが違うと感じる。

文字を「打つ」、キーボードを「叩く」。そんな感じで文を作っているという雰囲気が欲しい。つまるところ、 懐古厨のおっさんなのだ。

 

なんだかMacな感じのキーボードでコマンドがわからなくて苦戦する。

 

一昨日までたしかに点いていたパソコンくん。彼氏が動かなくなってしまった心あたりがある。

一昨日は止むを得ず、仕事のつんまらねー書類を作っていた。

おそらくこれが原因だと思うのだ。

よさんと打って、真っ先に「予讃」と変換したパソコン。「好きだ」と言って「予算」に直した。予讃を予算に直すことで、パソコンくんは死んでしまった。そんな気がする。

 

思えば、6年以上の付き合いだった。大学に入って、ジャパネットから来た赤いノートパソコン。大学生活を常に共にしていた。

だから、ガタが来るのも仕方がない。近頃はハードディスクがガリガリいってたし、起動するたびに時間が出荷状態に戻った。そろそろ壊れる頃かと思っていたが、美しい散り際だった。最期にネタを用意してくれた。しょーもないネタだが、ちょっとした思い出に浸れた。

ただ、6年以上一緒にいたのに、ウンともスンとも言わないのは、やはり少し悲しい。

大学時代に壊れていたら、HDDの中身が失われたことに枕を濡らしていただろうと思うが、今はなんとも思わない。大人になってしまったのか。

 

いつかパソコンで「予讃」と打ったのは

、たぶん大学時代の自分です。さようならありがとう。

おやすみ。