麺の冷たさ
地元のもりそば屋によく行く。月2以上は固い。
昨年くらいから通っているが、普通のもりそばしかたのんだことがない。冷もりの中盛り800円。たまに辛くしてみたりすると900円
どうも冷もりの麺がぬるいと感じていたが、最近はしっかり冷たくなった。
冷もりの麺がぬるいのは、水がぬるかったからだと気づく。納得して冬を実感する。
いつのまにか季節が終わっていく。この前まで秋だったが、もう冬である。
あまりに季節が目まぐるしい。こうしていつの間にか冬にいる。自分の動きが無さすぎてそう感じる。
天動説が当然の世の中で、地動説なんて誰が信じただろう。現代に生きる自分でさえ、あまりに日々が灰色すぎて、地球外の広がりなんて無いほうがよいとすら思える。
月とか太陽とか星が書いてある空みたいな壁が高速でクルクルまわっているほうが、今となってはラクだ。
週末は東京にでも行こう。
春になったときにこんなシコシコを書かないようにしようと思う。おやすみ。
美しい散り際
昨日、パソコンが壊れているのに気づいた。
昔買ったBluetoothのキーボードでスマホに文字を打っている。
フリック入力でも書けるだろうが、やはり何かが違うと感じる。
文字を「打つ」、キーボードを「叩く」。そんな感じで文を作っているという雰囲気が欲しい。つまるところ、 懐古厨のおっさんなのだ。
なんだかMacな感じのキーボードでコマンドがわからなくて苦戦する。
一昨日までたしかに点いていたパソコンくん。彼氏が動かなくなってしまった心あたりがある。
一昨日は止むを得ず、仕事のつんまらねー書類を作っていた。
おそらくこれが原因だと思うのだ。
よさんと打って、真っ先に「予讃」と変換したパソコン。「好きだ」と言って「予算」に直した。予讃を予算に直すことで、パソコンくんは死んでしまった。そんな気がする。
思えば、6年以上の付き合いだった。大学に入って、ジャパネットから来た赤いノートパソコン。大学生活を常に共にしていた。
だから、ガタが来るのも仕方がない。近頃はハードディスクがガリガリいってたし、起動するたびに時間が出荷状態に戻った。そろそろ壊れる頃かと思っていたが、美しい散り際だった。最期にネタを用意してくれた。しょーもないネタだが、ちょっとした思い出に浸れた。
ただ、6年以上一緒にいたのに、ウンともスンとも言わないのは、やはり少し悲しい。
大学時代に壊れていたら、HDDの中身が失われたことに枕を濡らしていただろうと思うが、今はなんとも思わない。大人になってしまったのか。
いつかパソコンで「予讃」と打ったのは
、たぶん大学時代の自分です。さようならありがとう。
おやすみ。
海にお帰り
冬めいてきて、会社の通勤が厳しくなってきた。なにより雨が辛い。
いつの間にか風呂の季節だ。
風呂で本を読んでいることもあれば、ひたすらぼーっとしていることもある。
そんな時に目につくのが、股間に漂うものである。拡散している毛から顔を出しているアレである。
世間にはコレとその仲間に思考回路がついている人がいて、自身の意思決定の一つの道具にしているが、全く信じ難い。恐怖すら覚える。
思えばなんの役にも立たないコレには、可哀想な思いをさせているような気がする。
湿った匂いのする地下鉄のホームでやたら元気なときがあるし、逆に、ここぞというシーンで静まり返っていることもよくあった。
こんなところにいるよりも、海に帰ったほうがいいよ。ジブリの少女がそっと両手で掬って海に帰す。波に転がりながら深海120mくらいに活着して、モサモサしたものでプランクトンを捕まえて生きていく。
たぶんそっちの方が良いと思う。海にいそうだし。
ただ、海には悪いと思っている。
そんなことを考えて長風呂していたら風邪を引いた。
ここで気持ちよくオナニーできたしささっと寝る。おやすみ。
ウンコ製造機の一日
週末の充実してなさがハンパない。俺がウンコ製造機だ。ヨロシク
原付きでコンビニに買い物に行く以外なにもしてない。一度見た録画を見ながらポテトチップスを食べて、もりもりウンコを製造していた。
だいぶ寒くなったが小虫君たちはまだ飛び回っていて、原付きに乗っていると突っ込んでくる。
今日は小虫君がちょうど乳首に突撃してきて、甘い疼きを残していった。あの小虫君は俺の乳首に当たって死んだのだろうか?数十キロ出ている乳首に当たったのだから、再起不能になっている気がしなくも無い。
可愛そうな小虫、無意味に感じてしまった、可愛そうな俺の性感帯...
品性下劣。スマホ弄ってマミー飲んでいるだけだからこうなる。
マミーは美味しいな。来週はなにかしよう。おやすみ。
遥か空にボーイング
キリンジの「エイリアン」の歌い出しである。最近LINEのCMに使われて世間で「ええやん」みたいになっている。
自分はハナレグミの「だれそかれそ」というカバーアルバムで知ったけど、ええですわ。このアルバムの選曲は結構シブいと個人的に思う。
ボーカルの永積タカシは、今レキシとして活動してる池田貴史と一緒にSUPER BUTTER DOGというバンドをやっていて、その頃から好きだった。
レキシも「レキミ」くらいまで聞いていたが飽きてしまった。現在の活動内容を鑑みると、2人の音楽性の違いをとことん感じる。ベタだけど。
自分は永積派。新曲出さないのかな。
この本を読んだのでタイトルを「エイリアン」の歌い出しにした。
UMAとかUFOとか都市伝説とか心霊とか、小学生が喜びそうなものがまだ好きで、いまもワクワクしながら本怖とかを見ている。ただ 悲しいことに心霊番組とかの粗探しをする人間になってしまった。
この『UFO事件クロニクル』は、世界中の有名UFO事件を「検証」する、ちょっと大人なUFO本である。「こんなUFO事件があった→UFOではなく、~だった説」という話の流れで、純粋なUFOビリーバーにはロマンが無いかもしれない。
ただしたまに、未解決というか定説の無いUFO事件が紹介されていたりと、単純にUFOは存在しないという議論がしたいわけではないことが良く解る。ASIOSという団体の著作なので、著者は複数いるが、みんなUFOが好きでやっていることが伝わってくる。
自分の立場は、「UFO等々は基本的に存在しない。だけどいたら良いな」なので、楽しく読めた。
自分が宇宙から来たエイリアンならば、上空を飛行するときは高速では飛ばない。自身がいることを示す旅客機のストロボをUFOの下でチカチカさせてゆっくり進む。そうすれば、地球の住民からごちゃごちゃ言われることもないだろうし、地球をのんびり眺められる。レーダーは超科学ですり抜ける。
だから逆に、旅客機のストロボを見るたびに、UFOではないかと疑わないのも不思議だと思う。
「エイリアン」の歌いだしは、その点優れている。おやすみ。
短い一週間
今週は短かった。
先週の木曜から火曜日までおやすみで、仕事に行ったのは3日間。そのうち1日は研修で一日終わり。余裕だったので今日は夜更かしをしていたりする。
月曜か金曜に有休とると一週間が短くなるという至極当然のことに気づく。先輩に嫌われそう。
金曜から月曜まで愛媛にいた。友達が愛媛で仕事しているので遊びに行った。台風直撃でだいたい雨。台風の日は温泉に入ってROUND1に往くなどした。愛媛は良いところで面白いこともあったが、友人たちが面白すぎて霞む。
1人旅はとことん向いていないと大学1年の頃悟った。どこそこに行きたいと思っていても、実際に行ってみると、ふーんとなって終わる。不感症なのかも。
エピソードトークができるようになれば変わるのかもしれない。
とにかく、旅行は友人と行きたいと思う。
明日は朝髪を切りに行って手術した祖父に会いに行く。家どうしよ...
おやすみ。
介護
完全にボケた祖母が、最近家にいる。もう少しで施設に預けるらしいが、数日だけで介護のやばさの片鱗を味わっている。
まともに歩けないのに歩き回りたがる。トイレに行くと、もと居た場所がわからない。極端に風呂を嫌がる。などなど
意思なくして動き回る祖母を見て端的にゾンビを思い出す。
祖母は自分をとても良く可愛がってくれた。だからこそ、今の祖母を見るのは悲しい。
性根が優しいおばあちゃんなので、なにかしてあげる度に丁寧にお礼をしてくれるので、辛さは少ない。
が、ボケるとやたらキレる偏屈な老人もいるらしく、そういった人を介護する方々には本当に頭が上がらない。介護疲れで殺人というニュースを良くやっているけれど、許してあげて欲しくなる。
なにより生産性が無い。精神的に疲れるし、何をするか想像もつかないので、目も離せない。在宅で介護に専念する方々の多くは、家にいる老人に早く死んで欲しいと思ってるのではないかと勝手に想像する。
母は、いつか往く道といって積極的に介護しているが、自分にはそのリアリティがまだ無い。
自分がボケる頃には、意思表示カードで死ねるようになっていて欲しい。アルツハイマーにステージがあるのか知らないが、ステージ4になったら殺してカードみたいな、そんなのが欲しい。
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普段はやらない今日の一冊。現代とゾンビ表象についての考察本。
明日から愛媛に行く。楽しみ!おやすみ。